JD Logistics
カリフォルニア配送センター
ソリューション
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ロボット台数:60 台 の ACR(自律型ケース取扱ロボット)
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管理 SKU 数:100,000+ SKU
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棚セット数:731 セットの棚
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トート格納ロケーション数:32,428 箇所
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床面積:約 42,028 平方フィート(約 3,906 ㎡)
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入荷ワークステーション数:3 カ所
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出荷ワークステーション数:6 カ所
導入にあたって、標準市場流通品の棚・トートを使用し、過度なコストを抑えつつ施設要件に合致する設計としました。 Hai Robotics の ACR ロボット群は実運用環境に適応できるインテリジェント仕様を持ち、トートサイズに対応した掴み機構を備えており、導入ハードルを下げています。
さらに、JD Logistics の既存 WMS(倉庫管理システム)と Hai Robotics のシステムは柔軟なインターフェース層で統合されており、新ワークフローへの移行期の調整時間・統合時間が最小化されています。
主な効果・成果
出荷・処理効率の向上
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ピッキング精度が100%となり、出荷の正確性が大きく改善されました。
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オペレータ1人当たり最大 600 ピック/時、ワークステーションあたり約 350 注文/時の能力(システム全体では最大 2,100 注文/時)に設計されています。
柔軟性
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年間を通じて、需要変動(例:ブラックフライデー週)への対応として、ACR 台数やワークステーションをオン/オフ切替可能。
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通常週の平均受注数:44,919 注文/週 → ブラックフライデー週(11/24-30)には 98,156 注文を同システムで処理、追加臨時スタッフなし。週あたり +118.52% 改善。導入前のブラックフライデー週処理実績 35,745 注文 → 導入後 98,156 注文: +174.6%。
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導入前:平均出荷 451.6 注文/時。導入後(運用初期段階ながら):平均 641.7 注文/時。日次改善率は+42.09%。
労働・教育改善
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トレーニング時間が従来「8時間の構造化トレーニング+2週間の監督作業」から、「2時間ビデオ+約2日間の監督作業」に短縮。
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作業環境が、従来1日 10マイル以上歩行していた状態から、エルゴノミクス設計されたワークステーションでの現在のピッキングへと改善。従業員の離職率低下・採用プール拡大に寄与。
保管密度の最大化
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同じフットプリント(床面積)内で、保管高さを約 5 フィート(1.52 m)から約 17 フィート(5.18 m)へ、約 240%の垂直拡張を実現。
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SKU 管理数が約 70,000+ から 100,000+ へ、42.9% の拡大。これにより新規顧客の受け入れ・既存顧客向け増量対応が可能に。