大手EC企業
新物流ハブ
4x
出荷処理スピード
300件以上
1時間当たり出荷数(トート換算)
100,000以上
保管ロケーション数
15,000以上
SKU数
クライアントについて
フォーチュン500入りの大手EC企業。オンライン小売のグローバルリーダーとして長年にわたりフルフィルメント(物流・出荷)で高い標準を維持してきました。製品カタログの急速な拡張とヨーロッパでの強固なプレゼンスを背景に、ハイロボティクスと提携してポーランドに最新鋭の物流ハブを立ち上げました。この導入は、世界中にて40件以上のプロジェクト実績を持つ同社との信頼あるパートナーシップの最新段階です。
課題
東欧地域への事業拡大にあたり、次のような運営上の重大なハードルに直面していました。
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フルフィルメント時間が遅く、特に複数アイテムを含む断片的な注文で手作業ワークフローが追いつかず、出荷が遅延。
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スペースの制約:巨大かつ日増しに拡大するSKUカタログを限られた床面積で収容する必要があり、不動産コストも上昇。1㎡あたりの効率最大化が必須。
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ピッキングエラーの多発:手作業によるピッキングプロセスが頻繁にエラーを起こし、コストのかかる返品やリアルタイム在庫精度の維持困難、顧客満足度とブランド評価に悪影響。
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市場動態の予測困難性:季節ピーク、フラッシュセール、販促イベントによる注文量の急増があり、運営レベルを維持しつつスケールさせることが困難。
ソリューション
これらの課題を克服するため、同社はハイロボティクスの HaiPick Climb をポーランドの新倉庫に導入しました。第一フェーズにおけるシステム構成は以下の通りです。
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保管床面積:4,000 ㎡以上
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棚高:10 m
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ロボット数:65 台の HaiClimber
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作業ステーション:入荷6ステーション/出荷8ステーション
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トートサイズ:600 × 450 × 300 mm
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保管容量:100,000 以上のロケーション
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入荷効率:190+トート/時
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出荷効率:1,400+トート/時(300+注文/時)
主な効果・成果
スペース最適化
細い通路と10 m高さラックを活用し、4,000㎡超のエリアに100,000以上の保管ロケーションを収容。これにより、製品レンジ拡張を可能にするとともに、不動産コストを大きく削減。
信頼性・高精度な運営
自動化された“グッズ・トゥ・パーソン”ワークフローと直感的なソフトウェア(HaiQ)により、注文ピッキング精度99%超、在庫精度もほぼ完全維持。リアルタイム可視化により、返品を減らし、顧客信頼を構築。
フルフィルメントスピードの加速
現在、1時間あたり1,400+トート(300+注文)を処理し、ほとんどの受注を2分未満で完了。バッチ・ウェーブ・グルーピングといったスマートなオーダーマネジメント戦略により、処理距離を削減しスループットを飛躍的に改善。結果、4倍の出荷速度を実現。
柔軟なスケーラビリティ
HaiPick Climbのモジュール設計により、現在4,000+㎡で稼働中ですが、将来的には3〜4倍の規模(30万+ロケーション、1時間あたり5,000トート以上)への拡張が可能。季節ピークや将来成長に対して、コスト/ダウンタイムを抑えて迅速に対応できる構造。